公ペンの公務員試験対策  ~メインは面接対策~

現職公務員(政令市・特別区)によるどこよりも詳しい、内情を考慮した面接対策ブログです。

職員としての未来予想図

職員としての未来予想図

 

こんにちわ。公ペンです。

面接の際、

「採用されたのち、どのようなキャリアを積みたいか?」

という質問があります。

 

地方公務員のキャリアプランとしては、

下記の通りに段階を踏んで進んでいきます。

 

①主事

②主任     

③主査≒係長級 

④係長級

⑤課長級

⑥部長級

⑦長

 

名称は自治体によって、多少違う場合があります。

基本的に面接で質問される場合には、

①から④までのキャリアプラン

面接官は想定していると思います。

①②(③)は平職員

④以上は管理職です。

 

基本的にはどの自治体も①から②へは

経験年数で上がれますが、

③以上については試験や推薦等により

上がっていくことが多いです。

 

また近年、女性の活躍を推進する

傾向があるため女性の受験生は

上昇志向をアピールできると

面接官に強く印象づけられるかと思います。

 

またキャリアプランの作成に際しては、

結婚・妊娠出産・子育て等をふまえて

説明できるとなおいいです。

 

話を戻し①~④の順に求めれる役割を

記していきます。

 

①主事 

ア 行政職員としての基礎を身に着ける

  業務知識・実務能力の習得が最優先事項

  「能力開発・成長期」に当たるかと思います。

  個としての成長が求められます。

 

イ 新しい視点で職場を活性化する

  行政の作法を知らないからこそ

  気づけることがあります。

  この新しい視点は新採用職員として

  重宝されると共に期待されています。

  ※既存の職員では気づけない改善につながる場合あり

 

 

②主任

ア 係の運営に携わる

  主事では、個としての成長が求められましたが、

  主任になれば、係内の主軸となり

  広い視野を持って、係の運営に携わっていく能力

  が求められるようになります。

 

イ 後輩を指導する

  後輩に行政の基礎知識を教える役割があります。

  今後のキャリアプランでも後輩指導の役割は 

  残りますが、後輩は自分に近ければ近いほど

  質問もしやすいため、主任による後輩指導は

  後輩の育成において特に重要です

 

ウ 高度な行政事務能力を身に着ける

  内外問わず、業務についての説明機会が

  増え、高度な知識が期待されます。

  誰よりも担当業務について、詳しい知識

  を身に着けることが求められます。  

 

 

③主査≒係長級

ア 後輩を指導・育成する

  育成される側から育成する側への転換期です。

 

イ リーダーシップを発揮する

  係長級の空きポストがない場合に、

  主査となるため、係長級と同等の

  リーダーシップが求められます

 

④係長級

ア 係目標を作成し、係員と業務を遂行する

  ここから管理職です。

  組織目標を踏まえたうえで係目標を作成し、

  部下と遂行していきます。上司と部下の板挟み

  になるため、職場(縦関係)の潤滑油

  として機能することが求められます。

 

イ 部下職員を指導・育成し能力向上を図る

  育成者側に回り、部下の査定にも関わります。

  年上の職員でも指導する必要があります。

 

ウ 働きやすい職場づくりに努める

  おちゃらけすぎず、ギスギスしない

  職場づくりに勤めます。

  係内職員が困ったときに、

  仲間に相談でき助け合える

  ような職場が理想です。

 

エ ハラスメントについての知識の習熟

  役職は権力と同じです。自分の

  自分の発言は力を持つということ認識した

  行動が強く求めれるようになります。

 

⑤以下については、割愛します。

 

上記を参考に、回答を準備いただければ幸いです。

 

 

 

  もし質問があれば下記より ご質問ください。

 

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