公ペンの公務員試験対策  ~メインは面接対策~

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公務員の窓口対応 基本編

公務員の窓口対応 基本編

 

こんにちは。公ペンです。

今回は窓口対応の基礎について

述べていきます。

 

まず窓口対応で最も重要な3点は

①第一印象

②動作・しぐさ

③あいさつに始まりあいさつに終わる

 

順に説明します。

 

①第一印象

 ここで9割は来庁者の満足度が決まります。

 清潔感のある髪型ピシっとした身だしなみ

 を心がけます。

 

②動作・しぐさ

 演者になりましょう。窓口対応は

 作業ではありません。動作・しぐさに

 は気持ちがあらわれます。来庁者が

 気持ちよく窓口で過ごせるよう、

 政治家のように明るい笑顔の

 行政職員を演じます。

 

③あいさつに始まりあいさつに終わる

 接客は「こんにちは」から始まり

 見送りのあいさつで終わります。

 また迷っている来庁者がいれば

 「こんにちは。どこかお探しですか」

 とすかさず声かけをします。

 あいさつは会話を始める第一声として

 も重要ですが、会話に区切りやメリハリ

 をつけるうえでも重要です。

 

 

上記3点は、そんなの知ってるよ

という内容かと思います。

 

次は面接ネタとしても使える

話し方 聞き方のテクニックを

紹介します。

 

聴き方のテクニック

①相手の目を適度にみる

②うなずきやあいずち

③キーワードの復唱

 

①相手の目を適度※にみる

 目線を適度に合わせることは、

 相手に自分の話を聞いていると

 感じさせれます。またこの時

 視線の高さは相手に合わせます。

 ※ 見すぎはよくないです。

 

②うなずきやあいずち

 言葉を発しないと、相手は

 自分の話が伝わっているか

 不安になります。適度に

 うなずきやあいずちをうちましょう

 

③キーワードの復唱

 窓口対応に関しては、

 オウム返しのように

 会話のキーワードの復唱が

 有効です。

 会話の間を埋められたり

 聞き間違えが防止できたり

 対応策を考える時間稼ぎができたり

 といいことづくめです。

※ やりすぎはよくないです。

①~③の共通項は

共感の姿勢」です。

話し手は共感を感じると、

気持ちよく話すことができます。

行政職員として「共感の姿勢」

はとても重要です。

 

 

話し方のテクニック

①相手の目を適度※にみる

②わかりやすい言葉で

③適切な声量で

④肯定的な用語で

⑤依頼形の言葉で

 

①相手の目を適度※にみる

 聞き方と同様です。

 

②わかりやすい言葉で

 専門用語はわかりやすい言葉

 に言い換えましょう。

 

③適切な声量で

 聞き手やシチュエーションにより

 適切な声量は変わります。

例1:高齢者

   耳が遠ければ、大きめの声で!

   場合によっては筆談

 

例2:個人情報に係る話やシリアスな話

   小さい声で。

   場合によっては、話す場所の変更

 

④肯定的な用語で

 肯定的な言葉に言い換えることが可能

 であれば、否定的な言葉は言い換えて使う。

例1 「~しないと、~できない。」

  →「~すれば、~できる。」

 

⑤依頼形の言葉で

 命令形の言葉は使わず、

 相手に依頼し了解を得る

 依頼形の言葉を使いましょう。

例1 「~してください」

  →「~していただけると幸いです」

   「~していただけますか」

 

入庁する前の段階で

そこまで考える必要はないと

思いますが、もし面接で

接客業の経験をアピールする

受験生であれば、

接客の際に心がけていたこと

として上記のポイントを

話してみてもいいかもしれません。

次回の記事は、窓口対応の発展編として

クレーム対応外国人対応障害者対応

ついて述べていきます。

 

もし質問があれば下記より ご質問ください。

 

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